体脂肪を減らすためが、間違ったダイエットになってることも!?

体脂肪を減らすためのダイエットは、正しく行えば健康的に痩せられますが、方法を間違えると逆効果になってしまうこともあります。真似してほしくない、間違ったダイエットについて紹介していきます。

薬やサプリメントに頼る

巷には「1日1粒で簡単に痩せられる」「1か月でマイナス10kg」とったような誇大広告ともいえるサプリメントが販売されていることもあります。サプリメントというものは、もともと、食事で摂取できない栄養を補助するもので薬ではありません。バランスのとれた食事や運動と共にダイエットの補助として摂取するのは、よいかもしれませんが、サプリメントだけに頼るという方法は、一度成功したとしてもリバウンドしやすかったり、成分が身体に合わなかったりするといったリスクがあります。

また、下剤や便秘薬を多量に服用して、便を出すといったダイエット方法もありますが、この方法で体重は一時的には減ったとしても、体脂肪を減らすといったことにはなっていないので注意が必要です。

極端な食事制限

いままで食べ過ぎだった量をカロリー計算して適切な量にする、栄養バランスを整えるといった方法ならばよいですが、間違ったダイエット方法としてよくあるのが、極端な食事制限を行うことです。例としては、ダイエットにおすすめの食材を1品のみしか食べない置換ダイエットや、1日1食しか食べないといったものなどがあります。

このような食事制限を続けると、体内に摂取すべき栄養が十分に得られないことから、身体は常に飢えた状態になり、筋肉をエネルギーに変えて身体を維持しようとします。すると、筋肉量が低下してしまい、代謝が悪くなり、痩せにくくなります。また、できるだけエネルギーを貯めようとするので脂肪が蓄積しやすくなり、あとで食事量をもとに戻したときに、リバウンドを引き起こす原因にもなってしまいます。